Chocomoo インタビュー

Chocomoo インタビュー

探していたワクワク

幼い時から落書きが好きで、誰に習うわけでもなくいつも絵を描いていました。10代の頃ヒップホップにはまって、なんとなく海外に憧れをもっていて、友人とニューヨークに遊びに行ったんです。実は、それがめっちゃあとの私に影響を与えました。ニューヨークに行ったことで、たくさんの刺激を受けて、また運が良いことにたまたま絵を買ってくださった方がいて、それが絵を仕事にした最初のきっかけになりました。そこからアメリカに行き来することを繰り返して、仕事をしたり、刺激をもらったりする場所になりました。日本での最初の仕事は、歌手AIさんのツアーグッズでした。AIさんが私の作風を気に入ってくださり、友人伝いに私を探してくれていきなり仕事をくださったのです。でも私の仕事は、このパターンが多くて、いつも周りの方が共鳴してくださってオファーいただくことが多いのです。アパレルブランド・アーティストの方々、とても楽しくワクワクしてやらせていただいています。HATCHでもそのワクワク・ハッピーな気持ちをみなさんと共有できるようなアイテム・作品をセレクトしていきます。



生きていることに感謝しながら意味を感じる

今回の個展のテーマである「LIVE」、これは私の中の生きていく上でとても大事にしていることなんです。臨場感のある生活・リアリティ、その瞬間に感じたハッピーを私は作品で表現しています。それを私の知っている方・知らない方含めて共有していただけたらと思っています。私は、洋服とかほぼネットで買っちゃうんです。アイテムの目的買いで好きなサイトでバーって。仕事のものは、逆にたくさん試してその中からよかったものだけを使い続けています。他に浮気せず、ずっとリピートしています。今ってものの情報が溢れちゃっていて、仕事のものは直接触って、プライベートのものは効率よくネットで、これが私のスタイルです。HATCHでは、みなさんが小さなハッピーを見つけられるお手伝いができればと思っています。



ワクワクを表現したもの

作品にはいつもワクワク、ハッピーがたくさん詰まっています。例えば、私は昔のウォールトディズニーがすごく好きで、作品がモノクロなのもそこからきています。カラーで楽しさを表現するのではなく、白黒だけの世界に幸せを見出せるようにしています。そこに行き着くまでには、実は色々と経緯があって、昔はピラピラの上に落書きをする程度だったんです。そんな時にある人からとても高級なスケッチブックを頂き、初めてクオリティの高いものに絵を描くと、こんなにも違うんだなということを知りました。それを額に入れることで落書きは作品になって、そんな過程を経て今の私がある。だからワクワクしながら、自分なりの本当に良いものと共鳴してもらえるものたちを選んでみました。



運命とインスピレーション

ネットサーフィンしていてばったり出会ったものでもその時のインスピレーションが「これ」と思えば、私の中ではそれが購入に繋がるんです。その出会いと直感を大事にしています。たいてい、今私が使い続けているものは、そういう出会いの中で見つけたものばかりです。アパレルブランドやアーティストさんとコラボしているものたちは、2者間の素敵な出会いのワクワクが表現されていて、その後に個々の感性とハッピーが詰め込まれ、最後に調和して1つの作品という形になっていきます。今までそれらは全て別々の場所で紹介してきたのですが、今回はたくさんの種類の作品たちをHATCHに集結させてみました。私自身が信用している友人にオススメされるものを簡単に買えるということが良いと思っているので、ワクワク・ハッピーを探している方達が、ここで紹介しているアイテムをストレスなく買ってくれることが一番だと思っています。これからも私の表現している作品、あとは私がこんなものを使っているの?みたいな意外なアイテムもお披露目していけたらと思っています。


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